高知県土佐市に2022年7月に新たなまちづくり､防災の拠点とした新庁舎が完成しました。1-2階の待合ロビーには県産の木材を多用した空間で、天井リブ狭間に小型スポットライトを設置し器具自体の存在感を少なくしながらベース照明として必要照度も確保しました。同様に施設の各所に配した器具はできるだけ小型機器を採用することで、空間を際立たせることを主とした構成としています。4階の議場にはしなやかな間接照明を両際に配し、中央には､幅1.2m長さ17mの特注光天井が自然に空間と一体になる存在感さながら、シンプルな立体構成と土佐の雲竜和紙材を採用。この場に採用されるべく価値の高い空間をつくることができました。