黒川紀章設計の温泉旅館内のレストラン改修。
和紙を使ったパーティションにより仕切られた空間にはパーティション下の間接照明と天井には特注の埋め込み照明を配置。発光部分が 24 ㎜と細く作られた特注埋込照明は机上面で 200 lx 以上の明るさを確保し、漆調塗装の井桁のフレームは木天井でのさりげないアクセントとなっています。現代日本画家　大竹寛子さんのアートワークが随所に展示され、特にダイニングへの入り口となる前室には、壁面が円形に切りとられた内部にアートワークを配置されており、壁内部に高演色テープライトをリング型に配置することで、間接光がアートを優しく照らします。さらに天井からは高演色 LED スポットライトを鑑賞者自身の影に考慮して設置し、
アート中央部の補光としています。