沖縄協同病院は、那覇市内において280床を持つ地域密着型の中核病院です。今回の移転新築にあたっては、「病は気から」という言葉を尊重し、「気」という言葉を基本コンセプトとして、色彩・灯り・案内への配慮をするための計画を基本構想段階からスタートしました。照明計画では、「ストレスの軽減+元気を与える光環境」のために自然光と人工光のバランスを配慮しながら、わかりやすく、優しい空間づくりを行うために、点・線・面への光の当て方を意識した照明器具や建築と融合させた照明器具など、空間機能にあわせた輝度バランス調整と光のゾーニング計画をしています。特に、建物全体に明るい雰囲気を保つ照明を多用することで、極端な光のメリハリをさけて自然なリズムを活かした計画となっています。

この写真に使用されている商品
・ペンダント(昇降器使用） Louis Poulsen F3011W
・昇降器付アジャスタブルダウンライトX-189+X-957+(D5459Nx2)
・特注ブラケット
この写真に使用されている家具
・チェア Fritz Hansen SWAN