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照明計画・設計に携わった2プロジェクトが一般社団法人照明学会「照明施設賞」を受賞

オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売、照明計画を行う株式会社YAMAGIWA(本社:東京都港区、CEO:松川晋也、以下当社)は、当社が照明計画・設計を手掛けた「MARUWA瀬戸工場」と設計サポートをした「富山新聞高岡会館」の2プロジェクトが一般社団法人 照明学会が主催する「照明施設賞」を受賞したことをお知らせします。

MARUWA瀬戸工場

産業用セラミックスや電子部品等を製造するMARUWAは、2023年愛知県瀬戸市に新工場を建設、約5万平米という広大な敷地に3階建て、延床面積7054㎡の工場・オフィス棟が新設されました。 ランドスケープデザインにも注力しており、既存の植栽を活かしつつ、環境に配慮して雨水排水負荷低減を図るための調整池が設けられています。建築デザインを手掛けたのは、世界最大の設計・デザイン事務所、ゲンスラーの東京オフィスで、お施主様からは張り出した庇が特徴的な建築を活かした照明計画が求められました。YAMAGIWAは、オフィス棟ロビーの3層吹抜けの大空間を間接照明メインの落ち着いた雰囲気にして、弊社オリジナル代表作のひとつ、MAYUHANAを印象的に設置。建物全体は夜間ライトアップされると、美術館のような静謐な佇まいを見せます。

プロジェクト概要
プロジェクト名:MARUWA瀬戸工場
所在地: 愛知県瀬戸市
竣工: 2023年5月
建築デザイン: ゲンスラー
実施設計: 株式会社 竹中工務店
照明計画・設計: YAMAGIWA PDC、YAMAGIWA TEC、YAMAGIWA 制御

富山新聞高岡会館

北國新聞社(本社、石川県金沢市)が高岡市で建設を進めてきた文化複合施設「富山新聞高岡会館」は、2022年9月に完成、開館しました。設計は世界的建築家で金沢とゆかりのある谷口吉生氏(金沢市名誉市民)で、同氏が手がける富山県内初の建築です。特徴的な西面ファサードは、伝統的な街並みの象徴「千本格子」をイメージした太陽の位置に合わせて可動する縦型のルーバーで構成され、角度によって屋内が見える断面構成に対し、1~6階の見え方を統一するような照明計画が求められました。また、屋内の色温度の設定が用途に合わせて3000Kや3500Kと幅があったことに対して、統一感を出すために2〜6階まで伸びる縦ルーバーを3500Kのライン照明とし、外からライトアップすることで屋内の色温度のばらつきによる違和感を緩和させる照明計画を施しました。

プロジェクト概要
プロジェクト名: 富山新聞高岡会館
所在地: 富山県高岡市
竣工: 2022年8月
設計: 株式会社 谷口建築設計研究所、株式会社 村松デザイン事務所
照明設計:Lumimedia lab 株式会社
     YAMAGIWA PDC、YAMAGIWA TEC、YAMAGIWA 制御

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