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遺跡のように立ち上がる光――田根剛が再解釈するTALIESIN®2

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建築家・田根 剛氏とのコラボレーションで生まれた新商品「TALIESIN® HOMAGE–archaeological lamp」の販売を開始いたしました。

GYRE.FOOD(東京) Photo: Masaaki Inoue

TALIESIN® HOMAGE–archaeological lamp

Designed by 田根剛

TALIESIN® HOMAGE は、第一線で活躍する建築家やデザイナー、アーティストとのコラボレーションによって、「TALIESIN® 2」の新たな魅力を引き出すオマージュコレクションです。今回、田根 剛氏とYAMAGIWAが開発した「TALIESIN® HOMAGE – archaeological lamp」は、フランク・ロイド・ライトがマヤ遺跡からインスピレーションを受け、多くの建築を生み出したことを源流に、考古学的(archaeological)な視点で掘り下げられています。一体成型されたブロックを垂直に積み上げることで、まるで古代遺跡のような佇まいの照明が立ち上がります。

GYRE.FOOD(東京) Photo: Masaaki Inoue

Designer’s Comment

現代的であると同時に古代的な光を生み出したいと思いました。フランク・ロイド・ライトがタリアセン・ランプをデザインした当時、ライトはマヤ文明に触発されテキスタイル・ブロック・ハウスを生み出していました。オマージュにオマージュを重ねるように、ブロックを一体成形でつくり、LED 照明、構造軸、造形を一体化することを考えました。そこから溢れ出る光と陰影の戯れは、幾重にも重なる光の質となって、古代と現代をひとつに繋いでいます。

田根 剛
建築家。1979 年東京生まれ。ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architects を設立、2006 年より、フランス・パリを拠点に活動。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、世界各地で多数のプロジェクトが進行中。主な作品に『エストニア国立博物館』(2016 年)、『弘前れんが倉庫美術館』(2020 年)、『アルサーニ・コレクション財団・美術館』(2021 年)、『ヴィトラ・ガーデンハウス』(2023 年)、『帝国ホテル 東京・新本館』(2036 年完成予定)など。
Photo: Yoshiaki Tsutsui

■繊細な意匠を再現したモルタル製シェード

テキスタテキスタイル・ブロックに着想を得た、装飾と構造の要素を併せ持つモルタル製シェードを一体成型で制作。シリコン製型枠を用いた振動成形により、シェードの表裏にわたる繊細なパターンを高精度に再現。さらに、サンドブラスト加工によって自然な風合いを引き出しています。寸法公差や開口部の精度を厳密に管理し、品質を確保したプレキャスト照明部材です。

製造協力・画像提供(製造過程):日本興業株式会社

材料投入
シェード脱型

■商品情報

322S7587+322Z1281

HOMAGE TO FRANK LLOYD WRIGHT

フランク・ロイド・ライト生誕150周年を機に開始した、第一線で活躍する建築家やデザイナー、アーティストとのコラボレーションにより、「TALIESIN®2」の新たな魅力を引き出すオマージュコレクション。ライトの代表作「TALIESIN®2」という照明をキャンバスに見立て、自由な発想で再解釈された作品を制作しています。

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